ELACスピーカー感想 BS U5 SLIM レビュー
今日は、ELAC BS U5 SLIM のお話です。
購入後4か月ほど経ち、少しは落ち着いてきたかな?といったところでの感想です。
それにしても、このスピーカー人気がないですね。価格.comやAmazon.co.jpでのレビューが全然見当たりません。アメリカのAmazonあたりだとレビューも多く評判も良いようですが、なにせ英語で書かれているもんで・・・よくワカラン。日本ではELAC自体の知名度が低いのでしょうか?そういう私も、最初は購入候補に入れていなかったんですけど。
そもそも何でこのスピーカーを購入したかといいますと、視聴しに行ったショップにたまたまELACのDebut B6が置いてありまして、視聴したら気に入ってしまいました。本当はもう少し上のクラスを狙っていたものですから、同じELACの BS U5 SLIM をイチかバチかで買っちゃいました。
結果、Debut B6とはキャラの違いはありましたが大満足です。
Debut B6はこんなのです。
では BS U5 SLIM の感想を述べていきます。
まずはスペック
型番 | BS U5 SLIM |
形式 | 3ウェイ・バスレフ |
ユニット | 25mmソフト・ドーム/100mmアルミ同軸ユニット×1、135mmアルミウーハー×1 |
能率 | 85dB/2.83V/1m |
インピーダンス | 4Ω(最低3.4Ω保証) |
周波数特性 | 46-25,000Hz |
クロスオーバー周波数 | 270Hz、2,700Hz |
最大入力 | 140W |
サイズ | W178×H340×D293mm |
重量 | |
仕上げ | サテン・ブラック |
備考 | マグネット式サランネット付属 |
価格 |
¥120,000/PAIR (税別) |
重量がねぇ、調べても出てこないんですわ。でもまあ大体 1台あたり8~9kgですね。
このスピーカーは、低音がイイんです。このサイズとは思えない低音が出ます。
Debut B6も低音はよく出ておりワイルドな低音でしたが、BS U5 SLIM の低音は洗練されています。ベースのメロディーラインもよーく分かるし、ひくーい音の解像度が半端ないです。
高音域には特徴を感じません。低音がしっかりしているので、高音は綺麗に鳴らそうとしなくても自然とよく聞こえちゃう感じです。
ボーカルもいいです。女性ボーカルは生々しくて惚れてしまいそうです。
あともう一つ気に入っているのがドラムの音です(特にスネア)。パラパラ炒飯の如く音が一粒一粒たっていますし、太鼓の皮が弾む感じも伝わってきます。
あんまり褒めすぎてもアレなんで、不満なところもひとつ書いておきましょう。
バラード的なしっとりとした曲を聴くときに感じるのですが、もう少し柔らかく聴きたいなーって時があります。ふわっとした感じがあればなお良いです。
いろいろ感想を述べてきましたが、機器によっても音のイメージは違ってくると思います。
ですので一応、私が主に聴いている機器等を書いておきます。
●NAS 兼 ネットワークオーディオプレーヤー
アイ・オー・データ Soundgenic HDL-RA2HF
●UAB DAC
TEAC NT-503
※1 ネットワークオーディオプレーヤーだけどDACとして使用
※2 サイバーシャフト社の外部クロック-ST-を接続
●プリメインアンプ
DENON PMA-1500RE
●スピーカースタンド
TAOC EST-50HL
こんな感じです。
いずれにしましても BS U5 SLIM は「もうこれ以上の音は必要なし!」ってくらい気に入っています。もっと人気があってもおかしくないけどね。今後は、コイツをもっといい音で鳴らすため周辺をいじっていきたいと思います。
終わり