イマサラジローな話

ぜんぜん旬じゃない、何をいまさら的なブログ。

サイバーシャフト 超高精度OCXO 10MHzクロック −ST− 使ってみた!


スポンサードリンク

f:id:olderan:20181004222524j:plain

サイバーシャフト 超高精度OCXO  10MHzクロック −ST− で、ございます。

 

この機器はですね、う~ん・・・うまく説明できません。

メーカーのホームページから引用させていただくと、

『クロックは、デジタルオーディオの心臓部です。高精度なクロックをお持ちの機器に供給する事によりDACのサンプリングエラーを極力抑えた解像度と透明度の高い音質を得る事ができます。多くのメーカーが効果に着目し、積極的に取り入れている「外部10MHzクロック入力」のあるオーディオ機器でお使いいただけます。』

とのことです。

 

なぜ私がこの商品を購入したかといいますと、TEAC の NT-503 を使っていたからです。そう、NT-503には「外部10MHzクロック入力」があるのです。

f:id:olderan:20180823004047j:plain

「CLOCK SYNC」と書いてある端子がそうです。

(もちろん NT-505 にもついています。)

正直申しまして最初は、効果がなかったらすぐ売ってしまおう!と思っていました。

で、実際に接続して音を聞いてみました。

「う~ん、売ろ。」

もちろん電源を入れてスグではなく1時間くらい通電してから聞きましたよ。でもあんまり効果があるようには感じませんでした、この時は。でもまあしばらく様子を見ることにしたんです。

 

1か月後くらいですかねー、たまたま音楽DVD(ん?なんて言えばいいのかわからん。昔はプロモーションビデオとか言ってたヤツです。)を NT-503 のDACを通して聴いたんです。(観たんです。)そしたらなんか音が悪いんですよ。音源だってフツーにCD以上の音質です。明らかにいつもと違うぞと思いつつ NT-503 を見たら、なんと青ランプが消灯していました。そうなんです、外部クロックの効き目がOFFだったのです。

 

 取説を見ますと、

『入力ソースが「USB」、「USBf」、「NET」のときのみクロックシンクが可能です。』

あ~残念!BDプレーヤーとは光ケーブルで接続しています。なので外部クロックの恩恵にあずかれません。ちなみに同軸もダメです。

 

まあでも、それは別にいいんです。ただ外部クロックの効果が分かったので、いつも聴いているNAS音源で外部クロックあり、なしを聴き比べました。結果は、

「いや~、もうゼンッゼン違います!」

クロックありの場合、音の雑味がとれて透明感が増します。音のブレがなくなってビシッとピントが合う感じですし、音の張りも増すような・・・。変な言い方になりますが、「無音」も美しく再生されるんです。全体に鮮度が上がって、聴いていてゾクゾクしまくりです!

なかなか上手く説明できませんが、とにかく音が高級になりました!

外部クロックのないときも十分いい音で満足していましたが、ここまで変わっちゃうともう手放せません。売らなくて良かった~💦

 

NT-503 をお持ちの方はぜひ、「サイバーシャフト 超高精度OCXO  10MHzクロック −ST−」を使って頂きたいと思います。(もちろんNT-505でも効果絶大でしょう。)

あと、注意点は「電源入れっぱなし!」です。数十時間をかけて徐々に本来の特性が出てくるということなので、これはもう絶対です。早めに判断して手放しちゃだめですよ!

 

余談ですが、10万を切るクロックジェネレーターでこんなのもあるんですよね。